ロタラを美しく育てるコツ
ロタラを使ったレイアウト水槽は良く見かけますよね。
育成も簡単ですので、伸びたらカットして植えていけば、増やしながら水景を作ることが出来る便利な水草です。
ロタラは後景草の定番です。筆者も自宅水槽の後景に使っています。
同じ品種を10本から20本まとめて植えると後景に高さとボリュームが出ます。
前景、中景よりも高く伸ばして、ボリュームを出すと水景に奥行き感がでます。
このページでは、人気の水草、ロタラの簡単な育て方を紹介しています。
筆者の自宅水槽は、このページの一番下に写真を掲載しています。ロタラは左側の後景草に使っています。
アクアリウムの専門店にあるレイアウト水槽でも、必ず使われる定番種です。
ロタラ・インディカやマクランドラは真っ赤になる水草の代表種です。
育成には、ソイルが適しています。また、高光量の照明で本来の色を出します。
大磯砂でも育ちますが、赤味を強く出すにはソイルが必要です。「肥料食いのロタラ」と呼ばれています。
ロタラが水面に達した時トリミングを待つ
水面に達した後、そのまま10cm伸ばしてください。水面の高光量で真っ赤になります。
水面に達して赤くなるだけでなく、根が発達しています。トリミングせずに水面に沿って10cmくらい伸ばしてください。
根が張り、その後の成長が早くなります。ロタラは茎が細いわりには根が長く伸びます。根張りはソイルを横から見て確認してみてください。
挿し木で赤い群落が作れます。
両隣はルトウィジア・トリコロールです。水面に達した後、真っ赤になります。
植える時のコツ
植える時に注意が必要です。根元をピンセットで強く挟み過ぎると、根元が損傷します。根元の損傷で成長が止まります。
水中で水草を植える場合、ソイルに対して斜め横(殆ど横向き)から植えてください。
開いたまま、横方向にゆっくりと抜きます。ピンセットを開くことでソイルや砂が根元に落ちてきます。重(おも)りになります。
開いたまま横方向に抜くことで、浮力で浮こうとする水草が抜けることを防げます。
植える位置は中景から後景が適しています。茎が細く、葉も小さいので植え方にコツが必要です。
一定の個所に数10本まとめて植えるとレイアウト水槽のアクセントになります。
バラバラに植えると水景の中で存在感ゼロになります。