アルテルナンテラをキレイに育てるコツ
アルテルナンテラは人気の水草です。赤くて丈夫な水草の代表種です。
肥料や二酸化炭素、光量で葉の赤味やウェーブが変化します。
育成中に葉の色や形を見ながら、二酸化炭素(CO2)濃度や底肥の量を調整する楽しさが味わえます。
植える位置は後景が適しています。茎が太く、葉も大きいので非常に目立ちます。
アルテルナンテラを長く育てるコツ
アルテルナンテラの育成は簡単です。しかし、徒長(とちょう)を防ぎ長く育てるにはコツが必要です。
徒長(とちょう)とは、茎から伸びる葉の間隔が縦に伸びて、葉がない茎の間隔が長い状態です。
アルテルナンテラは、茎が太いので徒長(とちょう)した茎が目立ちます。
健康でキレイなアルテルナンテラは「節が詰まっている」と言います。反対の意味が「徒長(とちょう)」です。
徒長(とちょう)が酷くなると枯れます。
徒長(とちょう)を防ぐには、適切な光量と根元に追肥(ついひ)の固形肥料が必要です。
節の間隔は1cmくらいが理想的です。3cmを超えると光量か肥料が不足しています。
アルテルナンテラの色や形を変化させる方法
根付いた後、1ヵ月くらい経過して成長や葉の変化をチェックしてください。
光が強い水面近くになると、茶色や鉛色が混ざった色に変化します。
しかし、葉の裏側は真っ赤になります。また、低pHでは若干ですが葉がウェーブします。
人それぞれ好みが分かれると思います。
ヤマト・ヌマエビの食害に注意が必要
育成は簡単ですが、水上葉はエビ類、特にヤマト・ヌマエビの大好物です。
しかし、ヤマト・ヌマエビは水中葉を食べることは殆どありません。
葉が大きく、緑コケが付きやすいのでヤマト・ヌマエビが居た方が長期育成できます。
「水中葉を購入する」、ここがポイントです。
観葉植物としても人気があるため、殆どが太陽光で育成された水上葉として入荷します。
熱帯魚専門店で育てた水中葉の購入がオススメです。水中葉は真っ赤やピンク色ではなく、赤茶色です。
水上葉は赤く薄い葉で、長く真っ直ぐ伸びています。
鉛巻きで販売されている水上葉は、ヤマト・ヌマエビの葉を食べられる可能性が高くなります。