アフリカン・ランプアイを長生きさせるコツ
アフリカのタンガニーカ湖、マラウイ湖が原産地のメダカです。
真っ白な体に青い目が宝石のように輝く人気の熱帯魚です。
原産地のタンガニーカ湖、マラウイ湖はアルカリ性で硬度が高い水質です。
飼育水は日本の水道水よりも若干、アルカリ性の水質が適しています。
ソイルを使ったレイアウトの場合は、水質が弱酸性になるので飼育が少し難しくなります。
水換えの時に、カリウムをワンプッシュ入れると水質が弱アルカリ性になります。
水質の急変に弱いので、水合わせは慎重に行ってください。水合わせのコツはコチラを参照してください。
混泳も可能ですし、繁殖も容易な魚種です。東南アジアのブリード(養殖)個体が流通しています。
下の写真、奥に写っているのがランプアイです。
近隣種で、アプロケイリクティス・マクロフタルマスがいます。
マクロフタルマスは、ワイルド個体が多くランプアイよりも背びれ、尾びれが大きいのが特徴です。
体表も黄色と青が薄く入った非常に美しい魚種です。入荷した時、水槽に空きがあれば即購入をオススメします。
入荷時期は、殆どの店舗で「何時になるか分からない」と答えると思います。
ランプアイは安く販売されています。マクロフタルマスは時価(1,500円~2,000円前後)です。
飼育方法
- 原産地:アフリカのタンガニーカ湖、マラウイ湖
- 飼育難易度:普通(導入時、換水時のpH激変に弱い)
- 水質:pH7前後の中性から弱アルカリ性に適応
- 水温:24℃から28℃
- 性質:同種間のオス同士が、表層で激しく追いかけ合う(ガラス蓋は必須)。水深を下げていても飛び出し事故が多発する
- 混泳:小型魚やヤマトヌマエビ、オトシン、コリドラスと混泳可能
- エサ:浮遊タイプのエサが最適
- 寿命:3年前後
- 体長:3cmから4cm
- 水槽:30cmキューブ以上
- 定位置:表層から上層を好む
- フィルター:エーハイム2004以上
- 底砂:大磯砂、赤土を原料とした中性を保つソイルも可
- 繁殖:簡単。卵をエビに食べられない様、サテライトなどに隔離する必要あり
- 値段:安い。アプロケイリクティス・マクロフタルマスは時価
- 注意事項:ガラス蓋は必須。驚異的なジャンプ力を誇る