クリプトコリネを増やすコツ
溶かさず枯らさずに長く育てるコツ
クリプトコリネは東南アジア原産のサトイモ科の水草です。
葉の形と色に特徴があります。水草レイアウトでは水景にアクセントを
付けるため、一箇所だけ植えると効果があります。茶色になるタイプもあります。
育成には二酸化炭素(CO2)の強制添加が必要です。一度植えたら、植え替えは控えること
をお勧めします。葉が全て溶けて休眠することがあります。根から栄養を吸収して、ゆっくりと
成長します。強い光は不要です。有茎草とは違う姿に人気があります。
水質は硬水を好みます。このため、底床は大磯砂が適しています。
栽培方法
- 原産地:東南アジア
- 飼育難易度:普通簡単。但し、植え替え厳禁
- pH:pH7からpH8.0
- ゜dH(ドイツ硬度):5から14の硬水(カルシウム、マグネシウムを豊富に含んだ水)
- 水温:20℃から28℃
- 光量:弱くても育つ
- CO2(二酸化炭素の強制添加):必須
- 底砂:大磯砂が最適
- 肥料:水中葉の先端が、黄色や白くなり溶けだしたら微量を追加。植えて2週間は底肥厳禁(根腐れする)
- 植える位置:中景から後景。パルバなどは前景
- 成長:非常に遅い
- 人気度:高い
- トリミング:厳禁。一枚カットしただけで数枚溶ける
- 値段:普通。茶色くなるトロピカ社のウェンティー・トロピカやフロリダサンセットは高い
長く育てるコツ
クリプトコリネ・ウェンティー・グリーンを植えて4年経ちました。下の写真が4年前です。
成長は遅いのですが根が発達すると新しい株を増やし巨大化します。下の写真が4年経過した
2018年10月8日の水景です。株を増やして、後景からガラス前面まで範囲を広げました。
流木など入れていましたが、殆ど見えません。前景草も光量不足で、成長が止まりました。
育て方のコツは植え替えしないことです。
クリプトコリネ・バランサエは長く伸びる姿に特徴があります。1mくらいまで葉を伸ばします。
我が家のメインプラントです。