水合わせが重要な理由

「水合わせ」の意味は、最初は分かりませんよね。

水合わせとは、購入してきた熱帯魚を自宅の水槽の水温、ペーハー(pH)に徐々に慣らす作業です。

ショップで購入した熱帯魚が入っている袋の水を少しづつ、水槽の水と入れ替えます。

購入した後、いきなりドボンすると、殆どの場合は調子が悪くなるか数日以内に死にます。

酸欠を防ぐためにエアレーション(ブクブク)をしながら、水槽の水を足す作業が必要です。

コツを掴むと簡単ですよ。このページで簡単な方法とコツを紹介しています。

水質の良い水槽

水合わせの方法トップ2

水合わせの方法は二つあります。一つ目は購入した熱帯魚、エビが入ったビニール袋をそのまま使う方法です。

下の写真がビニール袋をそのまま使う方法です。

ビニール袋で水合わせ

ビニール袋を開封せずに水面に浮かせて15分くらい待ちます。その後、開封して切り口を洗濯バサミで水槽に固定します。

この状態にした後、エアーポンプで酸素をビニール袋の中に供給してください。

エアーの量は弱くしてください。エアーの量が強いとビニール袋の中が激流になって、熱帯魚やエビが衰弱します。

ビニール袋の中に水槽の水草をカットして、一本入れてください。エビが水草に掴まり、衰弱を防ぐことができます。

水合わせ中の酸欠に注意

酸欠で水合わせに失敗する人が非常に多いと熱帯魚専門店の店長に教えて貰い、エアレーションは必ず行うように注意しています。

ビニール袋の水をプラスチック製のコップで一杯だけすくい、捨ててください。

その後、水槽の飼育水を一杯だけすくい、ビニール袋に入れてください。水を入れ換えたら10分待ってください。

10分後、また同じように一杯だけ水を入れ換えてください。この作業を1時間30分繰り返してください。

最後にビニール袋から洗濯バサミを外して、水槽にビニール袋を入れてください。

熱帯魚やエビは、ゆっくりと出て行くと思います。

映画を見ながら水合わせをすると上手く行きます。映画に夢中になり換水の間隔が長くなるからです。エアレーションしていれば大丈夫です。

サテライトを使う水合わせの方法

二つ目の方法は、株式会社スドーのサテライトを使った水合わせです。

サテライトとエアーポンプ、コックを使えば、簡単に水合わせが出来ます。しかも、水合わせの方法はプロも使う点滴方と呼ばれる方法です。

本来は稚魚などを隔離して飼育するアクア用品です。下の写真のような使い方です。

スドーのサテライト外箱

点滴方は飼育水を1秒1滴くらいで足していく水合わせの方法です。

点滴方が初心者の方にも簡単にできます。サテライトを使い始めて水合わせの失敗はなくなりました。

サテライトを使った水合わせには、エアーポンプとエアー分岐のコック、エアー調整用の弁とホースが必要です。

どれも数百円で買えます。下の写真が必要な道具です。

サテライトの使い方

エアーポンプで飼育水を押し上げてサテライトに落として行きます。

飼育水を落とす量とエアーストーンから酸素を供給する量は、写真の上側に写っている2分岐のコックで微調整できます。

エアーの量は微量で大丈夫です。1秒1滴強、飼育水を落とします。この状態になれば、後は何時間でも放置しておけます。

酸欠の心配もありません。飼育水の押し上げ(リフトアップ)もエアーで行っていますので、酸欠にはならないと思います

念のため2分岐してエアーも供給しています。エアレーションは、微量で大丈夫です。全開にすると水流が強くなります。

ビニール袋やサテライトの中で水流が強くなると、特に、エビの致死率が高くなります。コックを絞って調整してください。

コックを使ったエアレーション微調整の方法

コックを使った調整方法

サテライトをセットして、エアーポンプで水槽の飼育水をサテライトの中に落として行きます。

最初は1秒1~2滴くらい水槽内の飼育水がサテライトに落ちるようコックを絞ります。

1秒1~2滴をサテライトの中に落とす時間は30分、その後、1秒3~4滴落とす時間が30分、その後はコックを全開にしてください。

合計で2時間くらい掛ければ大丈夫です。最後に、サテライトの容器ごと水槽に入れてください。

ゆっくりと容器を横向きにしてください。そうすれば、熱帯魚やエビは徐々に自分達から水槽に出ていきます。

サテライトに入れるまでの手順

ビニール袋の水を半分くらい捨ててください。次にビニール袋をサテライトに入れて、ビニール袋の横をハサミで切ってください。

横から割いたビニール袋をサテライトの中で広げ、ゆっくりと熱帯魚やエビを水と一緒に入れてください。

ビニール袋を逆さまにして、熱帯魚やエビを放りこむと、衝撃で傷が体表に出来る場合があります。

肉眼では見分けがつかない傷口から、病気に感染する可能性があるので乱暴な扱いは避けてください。

人間も、熱いお湯から出て冷たい水を急に浴びると驚きますよね。

熱帯魚は人間と比較すると、非常に小さい動物です。急な変化に弱いです。

まとめ

ショップの店員さんが、水合わせの方法を説明している光景を良く見かけます。

質問をしている人も多いので、困っている人や分からない人が多そうだなと思い、このページを作りました。

酸欠を防ぎながら、徐々に水入れ替える方法やコツが伝われば嬉しいです。

水合わせを行わず、購入した熱帯魚やエビが入ったビニール袋を開封して直に水槽に入れるのは危険です。

長くて数日以内に落ちる(死亡)場合が多いです。

理由は、熱帯魚店と自宅水槽の水温・ペーハーなどの違いが大きく、急な変化に適応できないからです。

購入後、自宅の水槽に入れるまで時間が経つと水温が大きく変わります。

長くても2時間以内に水合わせした方が良いと思います。酸欠の危険もあります。早いに越した事はないと思います。

このサイトに来てくれた方がアクアリウムを長く楽しめることを願っています。

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