グロッソスティグマで緑の絨毯を作るコツ

グロッソ・スティグマの育成にはソイルと高光量が必要です。

二酸化炭素(CO2)の強制添加を行うと、ランナーを出して横に伸び始めるのが早くなります。

「緑の絨毯(じゅうたん)を作りたい」、その時に一番人気の水草です。

LEDライトを使う場合、アクロ社のグロウ(GROW)など赤色LEDが含まれている照明がオススメです。

赤色LEDが不足すると、照明を求めて縦に伸びます。ヒョロヒョロしたモヤシみたいになります。

前景草と照明の間に、光を遮る水草や流木があると縦に伸びます。

例えば、中景草や後景草が影を作ると、陰になっている個所だけが縦に伸びます。

光量と光の成分にウルサイ、少しだけ気難しい水草です。

グロッソスティグマ

上手に育てるコツは、前景部分にも照明の光が届くように中景草と後景草をトリミングすることです。

また、二酸化炭素(CO2)濃度は、7~8ppmを維持するように添加量を調整してください。

緑の絨毯が出来るまで、コケに負けず肥料を吸収して展開するには光合成を促進する必要があります。

イメージ通りに広がった後は、3ppm前後まで落としても十分に育ちます。

10ppmは絶対に超えない様、注意してください。CO2中毒で生体が全滅します。

栽培方法
  • 原産地:南半球の亜熱帯地域(アフリカ、インド、オーストラリアなどに分布)
  • 飼育難易度:簡単。但し、組織培養水草を購入した場合は、培地を流水で洗い流して植える。培地はコケのもと
  • pH:pH6からpH7.5
  • dH(ドイツ硬度):2から8
  • 水温:20℃から28℃
  • 光量:強いと横方向に展開。弱いと、有茎草なので水面に向かって伸びる
  • CO2(二酸化炭素の強制添加):無くても育つが添加すると成長が早くなる
  • 底砂:ソイル
  • 肥料:ソイルの肥料量で足りない時は、成長が止まる。その時だけ底肥を微量に追肥
  • 植える位置:前景
  • 成長:育成条件が合えば早い
  • 人気度:高い
  • トリミング:重なる場合は2cm までトリミング
  • 底床の掃除:ソイルと前景草の汚れは、プロホースで吸い出し必須。放置するとラン藻が発生する可能性あり
  • 値段:侘び草は若干高いが確実。組織培養グロッソは、培地を流水で洗い流して植える
  • トリミングに使うハサミ:下の写真のように先端がカーブしたハサミが必要
  • 水面から手を入れて、ハサミの刃が水平になる為には先端がカーブしていないと無理。通販で海外製の安物を買えば、十分に使えます

トリミング用のハサミ

「侘び草」で広範囲に展開

育成が早くなる方法は、「侘び草」を使うことです。

「侘び草」を横から見ると分かりますが、既に地中根(ランナー)が十分に発達しています。

グロッソスティグマの侘び草

グロッソスティグマはランナー(地中根)でソイルの中に株を増やして広がります。

ランナーが出るまで育成するには、適切な肥料量が必要です。また、植え込みを行う時にコツが必要です。

植える時のコツは、数株をピンセットで束ねて、ソイルに対して斜め横方向に差し込む植え方です。

グロッソスティグマの植え方

水中で水草を植える場合、ソイルに対して斜め横(殆ど横向き)から植えてください。

組織培養のグロッソスティグマ

10本位を束にしてピンセットで挟んでください。ソイルに対して斜め横から差し込んでください。

ピンセットを開き、開いたまま横方向にゆっくりと抜きます。

ピンセットを開くことで、ソイルが根元に落ちてきます。

開いたまま横方向に抜くことで、浮力で浮こうとするグロッソが抜けることを防げます。

侘び草は前景草の展開に最適

ADA(株式会社アクアデザインアマノ)が発明した「侘び草」は前景草の展開には最適です。

下の写真は、ニューラージ・パールグラスとキューバパールグラスを育てた時に撮影しました。

この時も、「侘び草」からの展開が一番確実でした。「侘び草」の個所だけ色が濃いのが分かると思います

根が短いのが前景草の特徴です。植え難く抜けいやすい難点を、「侘び草」で解決できます。

前景草

植える位置は前景です。中景、後景に水草を植えると30cmキューブでも奥行きのあるレイアウトが作れます。

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