ヤマト・ヌマエビを長生きさせるコツ

ヤマト・ヌマエビの特徴

ヤマト・ヌマエビは最強のコケ取り能力を持つ日本産のエビです。熱帯魚と混泳することも可能です。

育成は簡単です。特別なエサも不要です。残飯やコケ、ウィローモスを食べます。

高水温には弱く、慎重な水合わせが必要です。水質に慣れると5年以上長生きします。

熱帯魚専門店では、オーダーを受けたレイアウト水槽を立ち上げる際、2週間前後は水草だけを育成します。

その後、最初に投入されるのがヤマト・ヌマエビです。立ち上げ時に発生するコケを食べ尽くします。

ADA(株式会社アクアデザインアマノ)の創業者、天野尚(故人)氏がコケだけを取り水草の食害が少ない生体として世界中に広めたエビです。

このため、海外のアクアリストは「アマノ・シュリンプ」と呼びます。

ヤマト・ヌマエビ

飼育方法

  • 原産地:日本(大和)
  • 飼育難易度:普通
  • 水質:pH6からpH8.0まで幅広く適応。水合わせが重要
  • 水温:18℃から28℃ 
  • 性質:温和 
  • 混泳:小型熱帯魚との混泳可能。超小型のミクロ・ラスボラやホタル・テトラは捕食される可能性あり
  • エサ:ウィローモスやコケ。乾燥ホウレン草やエビ類専用のタブレット
  • 寿命:5年前後
  • 体長:3cmから7cm 
  • 水槽:30cmキューブ以上
  • 定位置:上層から下層、水草の影を好む。体を半分以上出して、排水パイプの上を歩いたりする
  • フィルター:エーハイム2004以上
  • 底砂:ソイル、砂、大磯砂など幅広く適応 
  • 繁殖:非常に難しい。海水と淡水が混ざる河口で産卵する。汽水を作り稚エビを育成する必要あり
  • 値段:安い
  • 食害:柔らかい水上葉を食べることが有ります。特にアルテル・ナンテラの水上葉は大好物です
  

サイト管理人の自宅水槽

自宅の水槽写真

水槽スペック

  
  • 立ち上げ時期:2019年5月(引越しに伴い水槽リセットしました)
  • 設置場所:マンション2階の自宅個室(ベッドの真横)
  • サイズ:Gex 90cmハイタイプ 900mm(横幅)*500mm(高さ)*400mm(奥行き)
  • フィルター:エーハイムEF500(メイン)+エーハイムEF500(サブ)1セット、エーハイム2211(メイン)+エーハイム2211(サブ)1セット
  • クーラー:ゼンスイZC100にエーハイム水陸両用ポンプ1048を接続して循環
  • 水替え:3日に1回、8リットルのバケツ3杯分(24リットル)を交換
  • 水質調整剤:テトラアクアセイフ、ADAのブライティーK、ADAのECA
  • 底床:10年以上使っている大磯砂の上に、ADAアマゾニアライトを約5cmの厚さで使用中
  • 生体:カージナルテトラ10、レッドファントムテトラ(ルブラ)8、コリドラスパンダ2、ランプアイ8、オトシンネグロ1、ミクロラスボラ・ハナビ5、ラスボラ・ヘテロモルファ7、ミクロラスボラ・ブルーネオン8、ヤマトヌマエビ5、ミナミヌマエビ約10
  • 水草:前景草(左側)はエキノドルス・テネルス、前景草(右側)はクリプトコリネ・ウェンティーグリーン、中景草はテネルスとブリクサ・ショートリーフ、後景草はバリスネリアとニューオランダプラント、ロタラ、クリプトコリネバランサエ
  • メインプラント:水槽真ん中にミクロソリウム
  • 流木:30cm前後の枝状流木を5個前後使用。アク抜き後にノコギリで分解して好みのレイアウトに組み立てたが、水草育成後は殆ど見えない
  • エサ:テトラフィン、テトラプランクトンを1cm四方のマス目1個分で1日1回、照明点灯後30分くらいに投下、底モノのコリドラスパンダ用にタブレットを2個投下

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