チェリーシュリンプの特徴
チェリーシュリンプは、キレイだな~飼ってみたいけど高いし、すぐに死なせたらどうしようと心配ですよね。
大丈夫です。輸送時間と購入時期、水合わせに注意すれば飼育できます。
ミナミヌマエビを改良した品種ですので、育て方も同じです。繁殖もできます。
真夏や真冬に長時間の輸送を経て購入する方法は水温や水質の変化で弱るのでオススメできません。
また、水合わせは慎重に行ってください。水合わせの専用ペは、コチラをクリックしてください。
このページでは、キレイなチェリーシュリンプを育てる簡単なコツを紹介しています。
チェリーシュリンプ飼育方法のコツ
チェリーシュリンプは交配によって赤・青・黄色・オレンジ色などの体色が美しいエビです。
一度、水槽の水質になじむと、飼育は簡単です。ミナミ・ヌマエビと同じ飼育方法で増やせます。
熱帯魚のエサの残りや、ウィローモスが生えていれば専用のエサは不要です。
水質はpH7前後で幅広く適応します。水温も熱帯魚と同じ位で大丈夫です。
繁殖すると稚エビが少しづつ大きくなっているのが分かります。
稚エビは、ガラス前面にも出てきて仕草に愛嬌があります
高温には弱く、慎重な水合わせが必要です。
チェリーシュリンプの育て方は、大きく分けて2種類あります。
一つ目は、チェリーシュリンプ単独の飼育です。繁殖や体色の変化を個人で楽しむ方法です。
二つ目は、水草水槽で小型の熱帯魚や他のエビと混泳して育てる方法です。筆者は混泳で飼育しています。
水槽を増設できない人は、混泳でも工夫すれば飼育は可能ですのでトライしてみて下さい。
飼育方法の基本は、ソイルを使い弱酸性の水を維持することが大事になります。
また、急激な水温と水質の変化は厳禁になります。一度に大量の水換えは危険なので避けた方が良いです。
マニアックな人は、逆浸透膜を使ったアクアリウム専用の浄水器を使って水道水に含まれた不純物を取り除いて換水しています。
筆者は逆浸透膜は使っていません。水道水に塩素除去用のアクアセイフを混ぜて換水するだけです。
足し水の管理は色々な方法があるので、正解はないと思います。水質の変化を避けるため、少量の換水を細目に行うのが大事です。
混泳でチェリーシュリンプを育てる場合は、大量の水草を植えた水草水槽がオススメです。チェリーシュリンプの隠れ家とエサを確保できますよ。
水草が密集した根元は隠れ家になります。また、水草の表面についたコケや微生物はチェリーシュリンプのエサになります。
混泳の場合は、チェリーシュリンプが水槽内で一番弱い立場になりますので、隠れ家を用意してあげて下さい。
飼育方法
- 原産地:アジア一帯
- 飼育難易度:普通
- 水質:pH6からpH8.0まで幅広く適応。水合わせが重要
- 水温:20℃から28℃
- 性質:温和
- 混泳:超小型熱帯魚との混泳可能。超小型のミクロ・ラスボラやホタル・テトラとの相性が良い
- 混泳注意:小型のカラシン(カージナル・テトラ)やベタ、ラスボラ・ヘテロモルファは稚エビを食べる
- エサ:ウィローモスやコケ。乾燥ホウレン草やエビ類専用のタブレット
- 寿命:2年前後
- 体長:1cmから2cm
- 水槽:30cmキューブ以上
- 定位置:上層から下層、水草の影を好む
- フィルター:エーハイム2004以上
- 底砂:ソイル、砂、大磯砂など幅広く適応
- 繁殖:簡単
- 値段:安い
サイト管理人の自宅水槽
水槽スペック
- 立ち上げ時期:2019年5月(引越しに伴い水槽リセットしました)
- 設置場所:マンション2階の自宅個室(ベッドの真横)
- サイズ:Gex 90cmハイタイプ 900mm(横幅)*500mm(高さ)*400mm(奥行き)
- フィルター:エーハイムEF500(メイン)+エーハイムEF500(サブ)1セット、エーハイム2211(メイン)+エーハイム2211(サブ)1セット
- クーラー:ゼンスイZC100にエーハイム水陸両用ポンプ1048を接続して循環
- 水替え:3日に1回、8リットルのバケツ3杯分(24リットル)を交換
- 水質調整剤:テトラアクアセイフ、ADAのブライティーK、ADAのECA
- 底床:10年以上使っている大磯砂の上に、ADAアマゾニアライトを約5cmの厚さで使用中
- 生体:カージナルテトラ10、レッドファントムテトラ(ルブラ)8、コリドラスパンダ2、ランプアイ8、オトシンネグロ1、ミクロラスボラ・ハナビ5、ラスボラ・ヘテロモルファ7、ミクロラスボラ・ブルーネオン8、ヤマトヌマエビ5、ミナミヌマエビ約10
- 水草:前景草(左側)はエキノドルス・テネルス、前景草(右側)はクリプトコリネ・ウェンティーグリーン、中景草はテネルスとブリクサ・ショートリーフ、後景草はバリスネリアとニューオランダプラント、ロタラ、クリプトコリネバランサエ
- メインプラント:水槽真ん中にミクロソリウム
- 流木:30cm前後の枝状流木を5個前後使用。アク抜き後にノコギリで分解して好みのレイアウトに組み立てたが、水草育成後は殆ど見えない
- エサ:テトラフィン、テトラプランクトンを1cm四方のマス目1個分で1日1回、照明点灯後30分くらいに投下、底モノのコリドラスパンダ用にタブレットを2個投下