ベタを長生きさせるコツ
ベタは非常に美しく、人気のある熱帯魚です。
好奇心が旺盛で人間にも良くなつきます。ベタ一筋の愛好家も多いです。
綺麗なヒレをなびかせて、人間に近づいて来る姿は可愛いですよ。
また、仕草も可愛くて、泳ぎ疲れると水草や砂の上に座ります。見ていて飽きません。
単独飼育が向いています。エビと混泳すると全て食べられます。ベタのオス同士は混泳不可です。
どちらかが死ぬまで戦います。
闘魚とも呼ばれており、性質は荒い魚種です。
弱酸性から中性の水質が適しています。止水か非常に弱い水流が必要です。
ラビリンス器官と言う水上呼吸もできる熱帯魚です。
飼育方法
- 原産地:タイ。国内で販売されている品種はタイか日本国内でブリード(繁殖)された個体
- 飼育難易度:簡単
- 水質:pH7前後の中性
- 水温:24℃から28℃
- 性質:荒い
- 混泳:単独飼育
- エサ:浮遊タイプのエサが最適
- 寿命:1年前後
- 体長:5cm前後
- 水槽:30cmキューブ以上
- 定位置:表層から上層を好む
- フィルター:エーハイム2004以上。弱い水流を好む
- 底砂:赤土を原料とした中性を保つソイルが最適。ベアタンク(砂も水草もない水槽)も可
- 繁殖:難しい。ペアを組み、相性が良ければ卵巣を作り産卵
- 注意事項:輸入直後のベタは、衰弱している個体が多い。タイでは、ビンの中で飼育され、極少のエサだけで管理されている
- 選別ポイント:近づくと好奇心で元気によってくる個体を選ぶ。胴体、腹部が痩せている個体は避ける
- 飛び出し事故:意外とジャンプ力があるので水深を浅くするか、ガラスのフタが必要
- 値段:安い普及品から、有名ブリーダーの高価な珍種まで様々